プログラミング能力検定(プロ検)受付中

高校の授業で、2022年度より「情報」が必修化されました。数学の時間(コマ数)内に入り込んだわけではなくて科目として増えてます。つまり、国語、数学、英語、……、情報。ということなんですよ。結構インパクトありますよね。

そして、先日の共通テスト(センター試験)のあとに例題(例題は文科省のウェブサイトからダウンロードしました)が発表されましたが、2024年度の共通テストからは「情報」が入ってきます。必修化したんだから当たり前といえば当たり前ですが、つまり、今月(2023年4月)から高校2年生になる生徒が大学受験するときには試験科目に入ってきます。

実はかなり昔から「情報」に関する国家資格は結構ありまして、資格が細かく分岐してます(一例&一覧はこちら)。どちらかというとこれらの資格は職業人用という感じで、私は大学のときに何個か取りました。私みたいに専門家になるなら役に立つ知識です。ただし、手始めにこれらの資格に挑戦するのは、あまりいいやり方とは思えません。IT系に行こうと決めて、大学入ってからで十分でしょう(社会に出てから資格を取るのは大変なんで、高専や大学時代に取るのがオススメ)。

そこで、小学生から取れる資格かつ将来に役に立つ資格が、今回紹介する「プログラミング能力検定」通称「プロ検」です。民間資格ではありますが、のちにこのジャンルに国家資格が現れても、「プロ検」を取る力があれば十分通用するでしょう。

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プロ検は、プログラミングの穴埋め問題や間違い探しに答えていって合否を判定するものです。こんな感じ(公式サイトから抜粋)

受験するプログラミング言語が、未就学児や小学生向けの「Scratch(スクラッチ)」風のものから、ブラウザアプリでは必須の「JavaScript(ジャバスクリプト)」、そして生産性も汎用性も高く、業務でも広く使われているpython(パイソン)となっています。
プロ検の受験レベルは1~6まであります(未就学児や小学生向けは4まで)。
レベル3まで行けば初期のファミコンゲームくらいは作れます。
手前味噌ですがレベル3は、私が西那須野幼稚園の学童で教えている生徒(4~6年生)ならほぼ全員合格すると思います。

「試験合格したから、使えるようになった」なんて、私は正直これっぽっちも思っていないんですが、そうはいっても現実問題として試験に合格している人が世間で優遇されますし、将来の選択肢が広がります。
なので合格してから「試験なんて意味ないよ」とくさすのは自由です笑
話は逸れますが、私が車の免許を取ったときに、父にこう言われました。「お前はただ、公道で練習する権利を得ただけだ。しっかり練習しろ」
そのあと、実家の裏の車通りの少ない坂道へ父を助手席に乗せていき、2時間くらい坂道発進の練習をしました。さらにそのあとは実家の近くであった西武新宿線・都立家政の商店街を通り抜ける(約30年ぶりに見たら当時よりは幾分かは走りやすそう笑)練習(もはや訓練)をしました。閑話休題。

で、どんな試験もそうですが、正直慣れの部分もあります。かつおそらく高校での「情報」の定期テストは最初のうちは「暗記物」になるため、あまり効果のない物になるでしょう(これは、集団教育だからしょうがない)。
子供が興味を持ち、合格することで自信を持ち、かつ大学受験での「情報の試験」に慣れるためには、少なくとも当面の間はこういう民間試験が有用になると思います。小学校からやっておけば当然、地力が付きます。

毎月1回、試験があります。試験日程はこちら

当塾で1名からでも受けられますので、ぜひご検討ください。

「いきなり試験は……」という方は、もちろんステモン那須塩原校でお待ちしております!

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