塾なの?塾じゃないの?

当校は、未就学児から始める、総合的な学びと好奇心向上の学校です。
「まなびクラブ」「よみとき算数」「ステモン那須塩原校」「Wam那須塩原校」「科学教室」の5つがあります。

当校のカリキュラム
対象年齢の目安
より本格的にITエンジニアを目指す子に向けて準備中
カリキュラム名目的対象年齢の目安
まなびクラブ基礎学力の向上と検定合格未就学~小4
よみとき算数読解力を高めて、すべての分野の底上げ小1~中2
ステモン触って動かすことで試行錯誤のセンスを高める未就学~小6
Wam学力を高め、可能性を広げる小4~高3
科学教室「好奇心」と「学力」の間の橋渡しをする小1~中3
プログラミング(仮称)
2024年3月以降
ITエンジニアを目指す高等教育中1~高3

まなびクラブとは

どんなことにも基礎練習があります。ボールタッチ、手拍子、素振り、etc,etc

勉強の場合だとひらがな・漢字を書いたり、文章を声に出して読んだり、計算問題をひたすら解いたりということになります。
基礎学力の向上をめざしつつ、最終的には漢検、数検、英検合格を目指すのが「まなびクラブ」です。
5,800円/月~が基本料金となります。

「くもん(KUMON)」という超有名な習い事・学習教室があります。私の解釈ですが、基礎練習をたくみにレベル調整して与え続けること(参考:ヤーキーズ・ドットソンの法則)により、人の「達成動機」をくすぐり、最終的には、永続的な動機の源泉となるように習慣づけてしまうという仕組みなのだと思います。これってすごいことです。長年、くもんが愛されていることに納得します。

そして、広告に出てくるように「くもんをやって東大合格」ということなんですけど、これは相関関係としては(おそらく)正しくて、因果関係になっているわけではないです。
つまり、「東大生を対象に子供の頃の習い事を調査すると、世の中全体の統計よりもくもん出身者が多い」というデータが(たぶん)あります。それが広告の根拠になっているはずです。
しかし、「くもんをやると東大に合格する」という因果関係があるわけではないです。いや、親御さんもそんな事はわかっていて、それでもくもんに入れていると思うんですけどね。

では、どうして東大に合格する子とそうでない子がいるのか。単純には語れませんが私なりには2つ理由があると思っていて、その仮説に基づいて設計したのが「まなびクラブ」です。

1つ目は、「達成動機」を明確なゴールなしに継続するのは、人によってはちょっと難しいということ(裏を返すとそれを自分で自分自身に課し続けることができる子が東大に近いのかもしれません)。
なので、「まなびクラブ」は明確なゴールとして、漢字検定、数学検定・算数検定、英語検定合格というのを置いてカリキュラムを組むことにしました。

2つ目は、そもそも紙の上の問題に向かうことが苦手な場合。この場合、まず手を動かす、映像で見る、聴覚に訴えるなど、他の感覚を使って体でざっくり覚えて、基礎練習の大切さにあとから気づいた方がいいタイプ、と考えています。そうすると「まなびクラブ」では足りなくて、絵を描きまくる「よみとき算数」と、ブロックを組み立てる「ステモン」を併用していくことになります。

よみとき算数とは

「算数」という名前がついていますが、すべての分野に必要な「読解力」のカリキュラムです。
簡単な算数の問題を、いきなり式にするのではなく、書いたある文章(言葉)を「すべて」自分で白い紙に絵で描いていきます。それからその絵を見て愚直に数を数えて答えを導く、というものです。絵の上手下手は関係ありません、棒人間や、マル、点、などを駆使して描いてもらいます。とにかく全部絵にすることが重要です。読解力に課題のある子のほとんどが、「単語」を拾い読みしているのです。
レベルが上ってくると倍数・約数、速度など、小学校高学年で習って一生使うような算数の問題も出てきます。これも絵に描いて解きます。
7,700円/月~が基本料金となります。

算数が苦手な子の大部分が「読解力」に弱みを持っています。「単語」を拾い読みすると、「可能である」「可能でない」とか、「以上か」「以か」みたいな、答えを導き出すのに重要な条件付けをすっ飛ばしてしまうことが非常に多いのです。
実は塾業界では、「国語」だけを受講したことで他の教科の点数も上がったという経験が「常識」として認識されています。
しかし現実問題として、中3・高3になって受験対策のために塾に来てもらっても、正直、悠長に「国語」からやっている場合じゃないことがほとんどです。その結果、多くの子が「数・英」受講となるわけです。

だから、よみとき算数を小学生のうちにやっておくことで、知らず知らずのうちにベースの言語能力・読解力が高まって、後で楽できるというわけです。

ステモンとは

中学でプログラミング教育、高校で「情報」という教科が必修化されました。親御さん世代にはなかったものです。だからいまいち具体的に何を教えているのか想像できないと思います。その疑問を解決するのが「ステモン」です。

未就学児 8,250円/月~、小学生 10,780円 /月 ~となります。詳しくはこちら(ステモン専用ページ)

間違いなくAIの普及によって、仕事の仕方が変わります。なくなる職業なんていうのも取り沙汰されていますが、職種・業種に関係なく、ほぼ例外なく仕事の仕方が変わります。
2000年代に携帯電話が普及して、連絡手段が変わることで仕事の仕方は大きく変わりました。現在、50代以上の方はそのインパクトを経験していますし、スマホとSNSの登場によってもまた変わりました。こちらは30代以上の方であれば経験しているはずです。

AIという、物理的に手に取れないもので仕事の仕方が変わるのは戸惑うかもしれませんが、基本的には携帯電話やスマホが登場したときと一緒です。
なので、理解するにはとりあえず自分も使ってみるしかないです。

では、その先を担う子どもたちにどんな教育が必要なのか。
パソコンが使いこなせることなのか、あるいはプログラミングが書けることなのか、というと正解を含んでいますが、ちょっと違います。

私の答えはこうです。

試行錯誤する力、失敗を失敗と思わない鈍感力、自分で答えを決めてからその解法を考える力。

そして、パソコンを使いこなすことやプログラミングの能力は、トライ&エラーをするのに便利なツールなので、別にITエンジニアを目指さなくても(将来、何をするにしても)、使いこなせるようになっておこう、ということだと思います。
もちろん、ITエンジニアの需要が増加、供給不足になるから将来仕事に困らない、というのも正解だとは思いますし、別にITエンジニアにならなくても、これからの時代に必要な能力やセンスを磨くために「ステモン」を活用してほしいと考えています。

Wamとは

個別指導の学習塾です。
「勉強ができるようになる」ためのサポートです。ただ、勉強ができるという能力は、必要なレベルは人それぞれです。なので、個別指導で個人の目標に向かって計画を立てていきます。
具体例でいうと、少し前の学年の範囲からきちんと学び直す場合、いまいる学校での成績を上げる場合、中学受験する場合、特色選抜を目指す場合、将来を考えて分野が特化した高校を目指す場合、公立大学を目指す場合、難関大学を目指す場合、などが挙げられます。

中学生で7,600円/月~ です。詳しくはこちら(Wam那須塩原校のページ)

それと、当校の他のカリキュラムを受けてみて、やりたいことや夢中になれることが見えてきたときに、「そのためには勉強も頑張らないと」と自然に勉強に意識が向いたときです。
このときに、わざわざ他の塾に行かなくても、当校であれば一箇所でまとめられるということです。

科学教室とは

どなたでも、入会金や会員登録が不要で楽しめる、当校のイベントです。月1回行っており、実験材料費として1,000円/人をいただいています。詳しくはこちら(科学教室専用ページ)

基本的には理科の実験です。教科書には書いてあるけど見たことがない。あるいは、現象は知っているけどどうしてなのかわからない、という身の回りのことを題材に実験を行います。

100円均一ショップやホームセンター、ドラッグストアで揃う材料を使います。なぜかというと、家に帰ってから自分たちでもやってみてほしいからです。そうして、本質的な理解が深まっていきます。