Map Engine Optimizeという言葉が少しずつ流行りだしました。
勘のいい人ならすぐに気がつくでしょう。SEO(Search Engine Optimize)になぞらえてるんです。SEOの方は、インターネット検索に対して、どれだけ狙ったキーワードで集客できるかの効率を上げる活動です。
例えば、「那須塩原市 コンサルタント」で検索すると、私のサイトが8-10番目くらいにヒットします。これが1番上にあるのと、10番目にあるのでは、クリックされて見られる回数が何百倍も違います。
これがSEOをやる理由です。
ではMEOの方はというと、最近は検索結果の一番上の部分や、パソコンの場合は横の場合もありますが、地図が出ますね。
この地図上に、表示されるお店や会社の情報を強化していって、よりお客さんの目にとまるようにするのがMEOです。
つまり基本的な思想はSEOと同じです。
ただSEOと違って、地図ベースなので、よりローカルな情報が求められていることが前提になります。
付け加えるならば、往々にして即時性も求められます。つまり、いまここで欲しい情報。
最もわかりやすいのは、飲食店(「那須塩原 ランチ」で検索されたときの地図表示)や、ガソリンスタンド、コンビニ等でしょう。
「タビナカ」(旅行中に行き先を決める)という言葉が生まれているように、スマホと電波がある限り、今思ったときに調べられます。MEOの重要性は増すばかりと言えるでしょう。
いつも言っていますが、ネットに情報発信する大きな理由の一つは、見込みのお客様の期待値のコントロールです。
期待されない、気づかれないのは論外なので、まずは情報を出す。
つぎに、低い期待値しか持たれないと集客できないので、ワクワク感は必要。
一方、ケレン味が強いと、期待はずれになっちゃうので、嘘はだめ。
最後に、情報は鮮度が命なので、昔の情報が出っぱなしもNG。いくら良いものを作っても鮮度が落ちるとアウトです。
正確な事前情報をお客さんにきちんと掴んでもらって、それで、実際に来店していただいたときには、その予想を超える感動を提供することで、はじめてお客様は店の名前を覚えてくれます。
これを、私のお客さん(店のオーナーさんとか)にはきちんとやっていくことをいつもおすすめするのですが、どうしても始めた直後は、そのお店のクチコミも画像も投稿されない状態です。なので、お客さんのところに★をつけるべく、自分もGoogle Mapにクチコミ投稿をするようになりました。
そうすると、自分のGoogleアカウントが「ローカルガイド」として地図上に表示されるようになります。
最初はほんのついでのつもりだったのですが、写真やクチコミを書くとポイント数が溜まっていって、さらにはバッジ(称号)ももらえます。クチコミエキスパート、写真エキスパート、場所確認エキスパート、といった具合です。ほぼ自己満足の世界ですが、一応、Googleドライブの容量がアップするといったささやかなインセンティブはありました。
自己満足とはいえ、「那須塩原市で、あなたが一番です」とか言われるとちょっと気持ちいいです。
2019年2月には下のメールがGoogleから届きました。
さらに、調子に乗って360度撮影を始めてみました。これもGoogle Map上に投稿できます。
こちらは店内の様子も撮影できるので、集客に使えるんじゃないかと思っています。
良いのは、宿泊施設、観光施設、モデルハウス、飲食店、カーディーラーなんかですかね。
下は、ペンションのオーナーさんの許可を得て、私道部分と露天風呂・内風呂・ホールを撮影したものです。
露天風呂
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東京の会社に頼むと、5万円~とか言っておきながら、最終的に4倍くらいになると思うので、交通費を請求されない地元のITコンサルタントがおすすめです笑
photo by Jeff S. PhotoArt