結論から言うと、ESET Internet Securityというウイルス対策ソフトと、Thunderbirdの相性問題です。
なお、ESETのNOD32でも同様のことが報告されています。
「メール受信できない」と検索すると、いの一番に出るのは
「ドメインの契約状況」とか、「メールサーバ(レンタルサーバ)の障害」とか「メールソフトの設定」とか、
「そんなんわかっとるわー」みたいな情報がヒットするので、Google検索の限界を感じる今日このごろです。
○解決方法(暫定)
ESETの設定を以下のように変えます。
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- 設定 → インターネット保護 → Webアクセス保護の「歯車」(どの項目の歯車でもいいです)をクリック
- ESETに設定したパスワード入力
- 詳細設定というメニューが出るので「WEBとメール」をクリック
- 「SSL/TLS」を開く(+ボタン)
- 「SSL/TLSフィルタリングを有効にする」のチェックを外してOK
- 設定画面まで戻る
- thunderbirdでメールが受信できることを確認する(自分宛てに適当にメールを打つ)
- 1.2.3.4.をもう一度やって、5.のところでチェックをもとに戻す(設定は元通りになる)
- OKを何回か押して、ESETを抜ければ、PC再起動せずともメールが受信できるようになります。
以下は、最初に私が試した対応策です。1-3までは上と同じ。Thunderbirdをそもそも監視対象から外しちゃう方法です。
設定 → インターネット保護 → Webアクセス保護の「歯車」(どの項目の歯車でもいいです)をクリックESETに設定したパスワード入力詳細設定というメニューが出るので「WEBとメール」をクリック「対象外のアプリケーション」の「編集」をクリック「追加」をクリックthunderbirdのアプリの場所(例えば、C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe)を入力してOK
○原因
はっきりしてませんが、Thunderbirdで受信しているメールアカウントによって、受信できていたり、できなかったり、があり、違いがあるとするとメールサーバのSSLが自己署名証明書か、そうでないか。とにかくSSL周りでESETの気に入らないアクションがあるようです。
Thunderbirdが対応するのか、ESET側が厳格すぎるのか、はたまたメールサーバが対応するのか、ちょっと今のところ不明です。
下記については、対応策がわかったので古い情報になりました。
○暫定対応策の安全性
もともとThunderbirdを使っている時点で、ESETの迷惑メール防止機能その他、主要な機能は有効ではありませんので、大して変わらないかな、というのが見解です。ただし以下の場合は、一時的に使い方および設定を変更したほうがいいと思います。
Thunderbird内で、ウェブサイトを開いている場合 → URLをコピーして通常のウェブブラウザを使用しましょう。メールをHTMLで読んでいる場合 → プレーンテキストに変換しましょう(表示 → メッセージの表示形式 を変更)
いやーびっくりした。
そして、木曜日になるまで今週のメールを読んでないことがバレバレだ……