2020年12月1日からメールの受信ができなくなった件(暫定解決済み)

ESET & thunderbird

結論から言うと、ESET Internet Securityというウイルス対策ソフトと、Thunderbirdの相性問題です。

なお、ESETのNOD32でも同様のことが報告されています。

「メール受信できない」と検索すると、いの一番に出るのは
「ドメインの契約状況」とか、「メールサーバ(レンタルサーバ)の障害」とか「メールソフトの設定」とか、
「そんなんわかっとるわー」みたいな情報がヒットするので、Google検索の限界を感じる今日このごろです。

○解決方法(暫定)
ESETの設定を以下のように変えます。

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    1. 設定 → インターネット保護 → Webアクセス保護の「歯車」(どの項目の歯車でもいいです)をクリック
    2. ESETに設定したパスワード入力
    3. 詳細設定というメニューが出るので「WEBとメール」をクリック
    4. 「SSL/TLS」を開く(+ボタン)
    5. 「SSL/TLSフィルタリングを有効にする」のチェックを外してOK
    6. 設定画面まで戻る
    7. thunderbirdでメールが受信できることを確認する(自分宛てに適当にメールを打つ)
    8.  1.2.3.4.をもう一度やって、5.のところでチェックをもとに戻す(設定は元通りになる)
    9. OKを何回か押して、ESETを抜ければ、PC再起動せずともメールが受信できるようになります。

以下は、最初に私が試した対応策です。1-3までは上と同じ。Thunderbirdをそもそも監視対象から外しちゃう方法です。

  1. 設定 → インターネット保護 → Webアクセス保護の「歯車」(どの項目の歯車でもいいです)をクリック
  2. ESETに設定したパスワード入力
  3. 詳細設定というメニューが出るので「WEBとメール」をクリック
  4. 「対象外のアプリケーション」の「編集」をクリック
  5. 「追加」をクリック
  6. thunderbirdのアプリの場所(例えば、C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe)を入力してOK

○原因

はっきりしてませんが、Thunderbirdで受信しているメールアカウントによって、受信できていたり、できなかったり、があり、違いがあるとするとメールサーバのSSLが自己署名証明書か、そうでないか。とにかくSSL周りでESETの気に入らないアクションがあるようです。

Thunderbirdが対応するのか、ESET側が厳格すぎるのか、はたまたメールサーバが対応するのか、ちょっと今のところ不明です。

下記については、対応策がわかったので古い情報になりました。

○暫定対応策の安全性

もともとThunderbirdを使っている時点で、ESETの迷惑メール防止機能その他、主要な機能は有効ではありませんので、大して変わらないかな、というのが見解です。ただし以下の場合は、一時的に使い方および設定を変更したほうがいいと思います。

  1. Thunderbird内で、ウェブサイトを開いている場合 → URLをコピーして通常のウェブブラウザを使用しましょう。
  2. メールをHTMLで読んでいる場合 → プレーンテキストに変換しましょう(表示 → メッセージの表示形式 を変更)

いやーびっくりした。

そして、木曜日になるまで今週のメールを読んでないことがバレバレだ……

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