那須に移住するきっかけ

私は東京生まれ東京育ちです。
東京都中野区という、人口40万人の住宅街で30年くらい暮らしていました。

大学の頃、中野区から東松山という埼玉の山奥にある学校に通っていました。
大学の研究で帰りの時間が不規則になるので、自動車通学をしていました。
そのうち、「自然と車のある生活のほうが自分の性にあっているな」と思ったのがきっかけです。
そして大学から群馬県が近いこともあり、スキーを始めとしたアウトドアの趣味を楽しむようになりました。
これが始まりです。

「現役引退したら田舎暮らし」よく耳にしました。
「えー?でも、家庭菜園やったり、山登りしたり、スキーしたり、体がバリバリ動くうちから田舎暮らししたほうが良くない?」と思ってしまったのです。

それで那須です。

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最初は、群馬が地理に明るかったので軽井沢を考えました。
でもなんかしっくり来なかった(個人の感想です)。
ちなみに上毛高原ってのも考えましたが、こちらも同上です。

初めて那須を訪れた時からなんだかホッとしました。
調べていくうちにわかりましたが、土地の多くが明治以降の開拓の地ということで、たぶんですが、移住者を受け入れてくれる雰囲気があるんだと思います(もちろん明治以前からこの地に住んでおられる方もたくさんいますが、群馬や他の東京近郊と比べて相対的に開拓民、移住者は多いと言えます)。

原野を開拓する。
チャレンジする人を応援する、そして、粘り強く根気よく一生懸命やる。
これが、この100年で那須という土地に積み上げられた雰囲気のように思います。
私はそれが好きです。

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