風呂に入りながらホタルを見る

塩原温泉郷は、渓谷です。

ということは川が流れています。渓谷を流れる箒川は釣りや散策(* 2019/7/27修正)を楽しむ人が多い、とても水のキレイな川です。
ほかにも、滝巡りのスッカン沢(最近ではインスタ映え)で有名な鹿股川、ダンゴ茶屋で有名な小太郎ヶ淵とありますが、それ以外にも沢が多く、また会津寄りの中塩原・上塩原には水路が多くあります。また、箒川は関東の四万十川なんていう人もいます。

自然豊かな清流とくれば、ホタルです。
6月中旬から7月中旬の約1ヶ月間だけ見ることができます。

気をつけたいポイントは、清流ということであれば何でもいいわけではなく、流れの穏やかなところにホタルは生息します。なので、先程書いた小太郎ヶ淵の小太郎茶屋のあたりはザァザァと流れる沢なので、人間がその音と景色を楽しむにはとてもいい場所ですが、夜にホタルは少ないと思います。箒川本体も、場所によってまあまあ急峻なのでホタルは飛びにくいんじゃないかと思います。
その点、人工で流れの緩やかな水路のほうがホタルは多く飛びます。
というか実は、塩原温泉郷よりも下流の那須塩原市内の田んぼのあたりとかのほうが、本当はホタルスポットが多いかもしれません。でもそれだと、風呂上がりに浴衣でちょいと鑑賞、というわけに行かないので、やっぱり塩原温泉郷内で見たいですよね。
なので、おすすめは用水路の多い中塩原上塩原のお宿から田園地帯を散策するか、
温泉街の中心地に近い寺町、門前のあたりなら塩原交番から源三窟までの裏側にある用水路(?)のほうが川本体より見られる確率が高いようです。

じゃらんでホタルが見られる宿特集やってます。ご参考までに。

それでは、良いホタル観賞を。

photo by PHOTA

(* 2019/07/27修正)「川でカヌーを楽しむ人が多い」と書いていたのですが、川ではカヌーはできないそうです。すぐ近くのダム湖等、許可のある決められた場所でお楽しみくださいとのことでした。自然を楽しむレジャーは共存共栄が第一ですね。情報提供くださった漁協様、ありがとうございます!

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