今年も創業塾はじまります

創業ってなんだろうって最近ずっと考えているんです。

理屈はかんたんです。
自己実現であり、社会貢献であり、生活の向上(金銭的にもライフスタイル的にも)であります。

で、「創業」で画像検索すると、
半分くらいがお金関連(経理や資金調達等)で、残りは、会社概要の「社長の思い」的なやつ、あと、私と同業のコンサルタント系の人物画像がヒットします。

うーむ、なんか僕の感覚とは違う。

いや、マジお金は大事っすよ。ただ、創業するときにお金関係が多少わかってるっていうのは、どちらかというと、服着て外出するくらいの話で、「絶対いるでしょ、それ。」っていうたぐいだと思うのです。
いや、ものすごい技術やアイディアや人脈がある人は、そうじゃなくても行けるし、高度成長期の人たちは、そうじゃなくても行けたみたいですが、創業する人といっても大多数はそれに当てはまらないし、まして今は違う。

もうちょっと優しい言葉(?)でいうと、飛び方を知らない鳥は、いつか死んじゃいます。
そりゃあ飛ぶ練習しますよね。
そして、空を飛んだ瞬間は、きっと、「飛べた。これで腹をすかせて死なずに済む」と思うよりは、「お、こりゃ気持ちいいな」って、鳥も思うかどうか、僕は思ってる気がします。
なんか、創業って僕の中ではそれです。

だから、「創業」って画像検索したら、翼とか、空とか出てきてほしかったんですけど、残念ながら違いました。

冒険に出るとき、と言ってもいいのかも。

天空の城ラピュタ。パズーですよ。

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壁に父さんの撮った写真を飾り、飛行機の模型を作る。
親方に助けられ、鉱山の人に愛され、いつか父さんが嘘つきじゃなかったことを証明する。その思いを秘めながら、日常の仕事を覚え、鳥たちとのささやかな会話を楽しむ。

しかしあるとき、その日常をガラリと変える決心をする。
「もう二度とここへは戻ってこられない」というワーストケースを想定しながらも、
支度時間は「40秒」しかなくとも、自分にしかできないことのために、空中海賊の助けを借りる決断をする。
それはなぜか?
ちゃんと、何年も睨みつけてた目標があるから。飛行機の知識があるから。
それらに基づく自分の直感を信じたから。
直感は、「ビジョン」があり、かつ「用意周到」な人にしか降りてきません。これは自信を持って言えます。私じゃなくて歴史が証明してますから。
大抵の場合、もちろん私自身も含めてですが、直感と思っているのは「思い込み」です笑 だから外れることのほうが多い。

「高い山ほどゆっくり登れ」といいます。
ゆっくりって、こと創業においてネガティブな感じしません?
それは捉え方次第です。ゆっくり高い山を登らなきゃならないとすれば、言い換えるならば、
ゆっくりでもいいけど年がら年中それをやり続けないと決してゴールしないわけです。

やたら山頂だけ睨みつけてると、目の前の石に躓いたり、途中のきれいな景色を見ていなかったりします。

今の自分の場所から、見られるものをちゃんと見て、考えられることを頭痛くて嫌になるまで考えれば、

空を飛ぶ日は案外と近いのかもしれません。

んなわけで、告知。
10月と11月に、西那須野商工会と那須烏山商工会で創業塾の講師をしています。

西那須は毎週水曜日の夜で全9回
烏山は毎週火曜日の夜で全8回
です。

創業はもちろん、事業承継、第二創業、新事業を考える方にも役に立つと思います。

よろしくお願いいたします。

西那須野創業塾募集チラシ

那須烏山商工会のウェブサイトはこちら

それでは、楽しい創業ライフを。

photo by Dianne Stankiewicz

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