ほぼ、自分用メモですが。
時間はたっぷりあるので今ある資源をより良いものにするチャンスです。
行政では「コンテンツの磨き上げ」っていう言い方が流行ってるみたいです。若干音感が好きじゃないですが、意味が通じるので使っちゃいます。まあ業界用語で言うシズル感ですね。
で、塩原温泉郷も色々過去にやってきたものを総括して、いいものは継続し、足りなかったものは改善し、地力をつけたいと思っているのです。
「温泉が良い」と「ご飯が美味しい」はある意味当たり前(演出面では、まだやりたいことはありますが)。
そして、本気で、味だけで勝負したら最初から東京に勝てない。あそこには世界中のめちゃくちゃうまいものが揃ってる。
味と景色と雰囲気と人。
熱海、草津、軽井沢と比べてどうか?いずれの街にも入った瞬間の、「旅に来た」感がとてもあります。
道が悪い?二次交通がない?それはそうですけど、そんな観光地も日本各地に山ほどある。塩原はそうはいっても野岩鉄道(浅草から一回の乗り継ぎで来られます)は一時間に1本はある。
それで個人的に思っているのは、自然の景色をもっと活用すればいいと思ってます。
「歴史から」じゃなくて、「お客さんの笑顔」から考える。
塩原に詳しいと、よく「歴史からコンテンツを作る」って言うんです。なんか崇高な感じがするんですけど、結局その発想の根っこはプロダクトアウトと同じなんですよね。いや、全部がだめじゃないですけど。
つまり、「お客さんが満足するツールとして歴史を使う(知的好奇心の充足)」はあります。
明治・大正の文豪が愛した自然、渓谷の景色は、現代のお客様にどんなワクワクをもたらすのか。あくまで人にフォーカスしたい。
その一つとして、昨年は機会を頂いてアウトドアに力を入れています。人でいうと、アウトドア事業組合の西口さんと君島つぎみさんの目指す理想が魅力的(それはまた別の機会に)。
あとは、温泉街らしい「湯気」とか、音とかでも旅に来た感を演出し、気分が切り替わる瞬間を作りたいですね。ウェルカム感をハードとソフト両面から作りたい。ここはまだノーアイディアです。
それとそれらの見せ方なんです(このブログでメモしておきたかったのはここ笑)。動画を活用したいんですけど、いかにもアマチュア的なのは作りたくない。
お金はかかりますが、モデルさんを使いたい。
たまたま他の捜し物をしていて、伊豆高原のサイトを発見しました。いかにも補助金で作りました感がありますが、それはさておき。
塩原八弥ちゃんが大変お世話になっている、福島県の飯坂温泉も動画にモデルさんが出てきます。
BIGLOBEにいたときに、さんざん動画制作してきたのでとりあえず構想を温めています。
ではまた。