事業再構築補助金の基準年度

事業再構築補助金

事業再構築補助金の申請が始まりました。
さっそく、試してみたのですが引っかかったところがあり、よくある質問にもなかったのでメモとして残しておきます。

電子申請システムの「4.事業概要」にある、4:収益計画です。
ここに
「直近の決算年度」
「補助事業終了年度(基準年度)」
「1年後」
という表現があります。
売上計画を入れていくわけですが、法人の場合、決算月で解釈が分かれそうです。
なぜならば、ものづくり補助金の場合の基準年度は、申請から6ヶ月以内の未来が決算月のときは、「見込値」を入れるからです。
今回もそうなのかと思って、サポートセンターに電話で問い合わせしてみました。
というのも、顧問先様で5月決算のところがあるからです。

で、結論です。
「5月決算の場合何年を入れたらいいんでしょうか?」と質問しました。電話での回答は以下の通り。

「直近の決算年度」 2020年5月
「補助事業終了年度(基準年度)」 2022年5月
「1年後」 2023年5月

だそうです。
もの補助と解釈が異なります。
まず、決算年度は、あくまで申告書出している年度。見込み値ではありません。
そして基準年度(という同じ言葉がもの補助にあるから混乱するんですが)は、あくまで補助事業終了年度ですから、いまから申請して採択されたとして、事業が終わるタイミングを含む年度ということになります。この顧問先の場合は、2021年6月から2022年5月の間には補助事業を終わらせますから、2022年5月の計画値を基準年度の数値とすることになります。

参考になれば幸いです。

珍しく笑、このブログは文章になんの演出も装飾もなく、取り急ぎの共有でした。

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